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満足いく人生を送りたい。本当の笑顔を取り戻すためにアーリーリタイヤを目指す30代、子持ち3人家族の挑戦。

大人こそ読むべき本「モモ」、時間とは何か?大人が失ったものが良くわかる。

普段の生活を充実させる、最近はそれがテーマです。

部屋のカフェ化もそうですが、それ以外にも、世界の名作を読むというのも一つです。

ということで、名作の一つであるミヒャエルエンデのモモを読んでみました。

 

モモ (岩波少年文庫(127))

モモ (岩波少年文庫(127))

 

 

ざっくりとしたあらすじは、

町はずれの円形劇場に迷い込んだ不思議な少女、モモ。街の人たちは、モモに話を聞いてもらうと幸せな気持ちになりました。そこへ「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ってきます・・・・

時間どろぼうは、大人たちに時間を効率的に使うことで金銭的に豊かになると教えてきますが、その一方で効率化できた時間を、時間貯金銀行へ預けてくれと言います。「あなたが効率化して作り出した時間は、〇年後、金利を付けて返すから損はない」この言葉に町の人たちは感化され、次々と時間を効率化していきました。

時間を効率化して節約できたのだから、その分を余暇として毎日楽しめると思いきや、余った時間を次から次へと仕事に。みんなお金持ちなっていきました。

でも一方で、みんな仕事に常に追われ、秒単位の生活で、せっかちになりイライラしてます。傍からみて全然幸せそうにはありませんし、みんな口をそろえて「今はお金があって良いけど、昔のお金が無い時の方がよかったなぁ。でももう戻れない」と。

そんななか、モモだけが「時間どろぼう」の存在に気づきます。そして時運の友達が全て時間どろぼうにそそのかされ奪われてしまったことから、取り戻すために時間どろぼうと対峙していきます。

モモは児童文学ですが、大人が読んでもグッとくるものがあります。

 

時間とは何か?

 

を問われる作品です。

 

良くできているのが、「時間どろぼう」は大人にしか効果が無いこと。子供には時間を節約するという考えが無いため、「時間どろぼう」は子供に歯が立たないこと。

 

いつからでしょうか。大人になり、世間に塗れ、金銭的なことや、将来の老後のことばかり考えて、現在、いま、この瞬間を生きていないのは。

 

そのことが一番よくわかるフレーズがありました。

ラジコンや小さなロボットなど、子どもたちが、そんなものをつかってもほんとうの遊びはできないような、いろいろなおもちゃをもってくることがおおくなったのです。

(中略)

むかしながらの遊びは、二つか三つの木箱とか、やぶれたテーブルかけとかで、モグラが盛り上げた土の山とか、ひとすくいの小石とかがあれば十分で、あとはなんなりと空想の力でおぎなうことができるのです

空想の力というフレーズにハッとしました。これこそが、自分がまさに失ったものだと。小さいころはあんなに夢中になって公園とかで遊んでいたのは、この空想の力のおかげだと。

「何によって時間を忘れられることが出来るのか、がわかればその後の人生は充実したものになる。」

持たない幸福論の一説ですが、ここも空想の力にある意味近いものを感じられます。

 

 

 

最近は、何によって時間を忘れられるのかが少しわかってきました。DIYです。

ホームセンターで買ってきた木を切って、色を塗って、釘などで組み合わせて、そして家を作り変えていく。やるとシンドイのですが、この作業中だけはあれこれ考えずにその瞬間に集中できています。たぶんこれなのでしょうね。

 

話が逸れました。

 

時間とは何か?人間は、時間を節約すればするほど生活はやせ細っていく。この本では、お金ばかり追い求めても幸せにはなれない。友達と、笑ってお話して、馬鹿な遊びをして、それだけで十分幸せじゃないか、ということのような気がします。

 

人間嫌いの僕としては、ここは却下ですが、でも、時間を節約すればするほど生活はやせ細っていく、という部分は共感しました。

 

この本を読んで劇的に変わったということは無いのでしょうが、自分の枯れた心に沁みわたってくるような、潤いを与えてくれる作品でした。

 

モモ、おすすめですね by 35歳のおっさん。

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